よしなしごと

日々徒然

2015.2/4(水)

16:00からウー先生のチネイザンを受けた。
…柔らかい羽根のようで、穏やかな波のようで、緩やかな音楽的タッチ。
肌理細やかさが感じられる優しい手。
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授業中、危険な施術はしないように云われてた…と思う(残念な語学力)。
ウー先生自身、看護師だったと聞くしタオガーデンにも在籍されてたとの事。臨床経験が豊富なのだろう。
解剖学や臨床の話も、授業で多く語ってくれてた。

半覚醒状態。これが、理想。
時折、意識が遠のく。
授業の復習の意味では、こりゃもう遺憾乍ら如何ともしがたい事態だ。
だが、抗えない。そのまま、施術の流れを感じていた方が今回はいい。

小腸はパイエル板というリンパの集合体がある。リンパ節とは比較にならない位に、リンパで満たされている。通常で、その人の片手掌分の大きさ。
また、脳の支配とは違う指令系統を持つ。第二の脳と云われる所以でもある。
腹部の緊張がほどけていくと、脳もリラックスしていく。
チネイザンは「エモーショナルリリース」として、人口に膾炙されている。
所謂陰陽五行を根幹に、各臓器へのアプローチによって対応する感情を解放していく。
…こう書くと、スピリチュアル系好きな人は興味深々やも。
個人的に否定はしないが、一足飛びに妄信するのは懐疑的だ(←あくまで、スピ系の話)。
簡単に信じちゃうのって、人体のシステムや可塑性を過小評価してるように思えてしまう。思考の出し惜しみってカンジ? 勿体ない。
人体は、精妙で驚異に満ちている。

ココロとカラダは繋がっている。
言語化するには、語彙不足の勉強不足。ごめん、恥じるわ。


深い呼吸と、感じる自分の身体の重さ。意識は未だ半濁の微睡み。
「ウー先生のようなタッチで、自分も施術したい」
菩薩のような微笑みで
「頭の中に、音楽が流れてるのよ」「あなたはあなたのやり方でね」
多分、そんな風に云われてた…と思う(残念な語学力)。

去年よりももっとウー先生が好きになった。
穏やかで温かい人柄。そんでユーモアがある。
「ポッカンチュウカンピーナー!(来年おあいしましょうね)」ハグハグお別れ。
日本帰ったらウー先生に宣言した通り、チネイザンとタイ語練習練習練習練習……∞