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よしなしごと

操作不慣れ。気ままに雑記。気ままに放置。

子×12 (ФωФ)

宮城県岩沼市稲荷町一番一号 竹駒神社。
三大稲荷の一つに数えられる。
とはいえ、自称らしい。
なんたって、全国に約三万社あると云われる稲荷神社。
大概『三大〜』の二番手三番手は、往々にして入れ替わるものだ。

仁明帝の御代。
承和9年(842年)小野篁が陸奥守になるため赴任するとき。
城州紀伊郡伊奈利山に詣でる。稲荷明神に国府鎮護を恭請する。 --神明、その懇願の情けが神に通じ、白狐を現す。篁は之を函にいれる。

赴任途中、名取郡南長谷村橋を過ぎる時、狐八回を出して啼く。篁怪しんで函をあけると白狐が走り出て武隈の茂林のどこかに入っていった。篁はその地に神社を造営した。


昨夜の酒精が祟り、参拝は午後になってしまった。
車から降りれば、うん、厚着してきてよかった。

しょう しょう しょう しゅうしゅう しゅう・・・

音をコトバで拾うのは、難しい。
松風が、耳に心地良い。
聴覚で「快」を感じるのは、かなり久しぶりな気がする。

花の慶次』で、慶次がお馬さんに命名したシーンを思い出してしまった。
在原行平の須磨の愛人のひとりの名も、
同じ名だったか。

「松風」という言葉で喚起される音・情景・心情。
いやはや、言葉って、ホントスゴい。

何度か来た事があったけれど、奥宮と命婦社参拝は初めてだった。命婦社の三つの宝珠。倉稲魂神・保食神稚産霊神。
子狐達の戯れる。なんか、微笑ましい。

竹駒神社の縁起でもあるのだが、篁公の面影は余りに薄い。

またそのうち、来てみよう。

昨今の読み物には、とんと疎く。
小野篁を題材にしたラノベとかもあるのだろーか。
ひと昔ふた昔前よりは、野相公を認知してる方々が多いと思われる今日この頃。


「篁」の一字。
連想の波で、たまらん。
ルーク篁参謀も好きだったなぁ。

花中四君子に、梅・蘭・竹・菊

独り幽篁の裏に坐し
琴を弾じて復た長嘯す
深林 人知らず
明月 来りて相照らす 王維「竹林館」

・・・部屋が片付かない。