よしなしごと

日々徒然

過去来

人生でお初買いの漫画は『王家の紋章』。
石のふとんで眠るは、ファラオ。時間旅行は 楽しいね。

国立カイロ博物館所蔵
黄金のファラオと大ピラミッド展

偶々行ったその日は、学芸員さんからの展示解説がある日だった。

「仏人考古学者マリエットが、発掘品の国外流出を憂い1863年博物館を設立。これがカイロ博物館の前身。」
オギュスト・マリエット。オペラ『アイーダ』の原案者。

クフ王の像と確認される物は、現在4つしかない。その内の3つが、今仙台に展示されている。」
クフ王といったら、ギザ三大ピラミッド。ピラミッド建築最盛期・第4王朝のファラオ。

「“ファラオ”の語源由来は、ペル・アア (大きな家)。日本でも為政者の呼称が、建物だったり。“帝(御門)” “殿” “お館様” 」

などなど…30分程だが、楽しく聴講。


先月の記念講演には、吉村作治氏の名が。

…何年前になるのかなぁ。10年は経つだろうか…
以前、吉村氏の講演を聴講した事がある。今回のように、エジプト展だった。

吉村作治 仙台 成人式 」
1999 Secret Object…愚かな星と散れ

…件の出来事以降の講演だった(−_−)
内容は、ほぼ覚えておらず。
ヨシム・ラサクージ先生、大層ご立腹なご様子…その印象があまりに強過ぎてorz
「エジプトのお話、もっと沢山聞きたかった」という思いだけが残った。
正直、1999年の成人をほんのちょっぴり恨みましたわ。
今回は、どんな講演だったのだろう。

20世紀に購入した『吉村作治古代エジプト講義録上・下巻』を読み返す。
吉村作治の古代エジプト講義録〈上〉 (講談社プラスアルファ文庫)吉村作治の古代エジプト講義録〈下〉 (講談社プラスアルファ文庫)


しばらくは、エジプトブーム。