よしなしごと

日々徒然

พระลีลา プラ・リーラー(遊歩仏)

พระลีลา プラ・リーラー(遊歩仏)

スコータイ時代(13世紀~15世紀)に生まれた仏像らしい。
右足を少し後方に引き、左手は胸の位置に(右手は下がったまま)、体全体がS字に近い曲線の姿。足と手が左右反対の姿もある。

『リーラー』とは、遊戯・遊行の意。
遊戯(ゆげ)・・・・・心にまかせて自在にふるまうこと。
遊行(ゆぎょう)・・・僧が修行の為諸国を巡り歩くこと。
古代インドの思想では、この世のすべての事象は神(仏)のリーラーによって為されていると考えられている。

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沢山あるプラクルアンの中、目が止まった。
ホントは、小さめのナーン・クワックを探してたんだけど。
派手派手でなく、華奢で繊細な佇まい。優美で女性的な立ち姿に目を惹かれる。柳腰。不遜なんだろうけど、官能的。
チャオ決定後、ワット・ポーのものだと教えてもらう。
チェンマイ式学んでて、ワット・ポー…か。
バンコクで勉強するつもりはないんだけどねぇ…タイマッサの縁かな(笑)

帰国して5日。今日初めて、『プラ・リーラー』の名を知る。
遊戯・遊行、神遊び。
…あら。なんて素敵に惹かれるしっくり感。

遊びをせんとや生まれけむ 戯れせんとや生まれけん

あそび とは、宗教的歌舞や酒宴・行楽・狩猟をも意味する。また、あそぶ の源流は、荒ぶ(すさぶ)にあるとは伝聞で。

ちょっとこれは面白い方向になってきた。
遊べや遊べ ほもるーでんす
知りたいことが多すぎる。調べる。知る。これもまた遊び。だって、自発的に面白い。
遊戯三昧。