よしなしごと

日々徒然

〜南新宮社付近

・・・一般的に。茶トラは、懐こい気質なのかな。

しばらく撫でてたコ

近くにきては、私の掌に頭を ぐるん と押しつける

此方から近付けば少し距離を置いて、振り返ってみては 小さく   みゃあ

 

何か狙ってる。


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静かに離れてみる。鳩がいる。

お尻フリフリ、狩りのポジション・・・
邪魔しないよう静かに離れつ、そのままお別れしようとしたけれど

・・・こちらを振り返り、私の顔を見て みゃあ と鳴く

 

困った顔で、母猫や飼い主を見るように
小走りで此方に駆け寄ってくる

そして「撫でて」と要求するように、すりすり

しばらく 撫でて撫でて撫でて撫でて撫でて・・・

切なくなってくる

熱田神宮境内。

此処は本堂より外れた場所だけど、参拝客はチラホラやってくる
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撫でてた手を離し、速やかに立ち上がる。
振り向きもせず、参拝客とすれ違う。

10メートル程真っ直ぐ歩いて、振り返る。

道の端に移動したあのコは、ぺろぺろと毛繕いをしていた


行きずりの、罪悪感    偽善なのか    感傷なのか   免罪符代わりの欺瞞   

ヒトと共に過ごしてきたコなのかな
頭が掌に馴染む感覚    ぐるんと返す丸い頭     甘い鳴き声

野良特有の雰囲気はない

どう祈っていいのか、分からない
けれど、祈りたくなる

・・・雨女?

朝6:30過ぎ。

予定より早く、夜行バスは栄に到着。

栄って、何処だ。名古屋だ。

 

雨だよ、雨。

地下でビニール傘購入。

 

名古屋城近辺で時間潰そうと、地下鉄名城線右回り右 市役所 で降りる。

 

・・・時間潰せる場所がない。

ウロウロ彷徨い歩く。そぼ降る雨。

しとどに濡れるパンパンのリュック。嗚呼、革靴が。

でも、雨の柳は素敵に綺麗。

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名古屋城は9時からです。今7:30

 

此処から徒歩15分位?

三の丸庁舎のカフェが、8:00からオープンらしい。

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ウロウロうろつき童子。

あら、桜咲いてるのね。雨の桜も佳いですわ。

 

8:05程、カフェで人心地( ̄∀ ̄ ふー

 

明日・明後日は、セミナー。天気予報は晴れ。

19日観光がてら帰宅。天気予報は、雨。

・・・セミナーが雨で、今日と19日が晴れだったら良かったのに(。-_-。)

 

 

只今8:53  名古屋城に向けてそろそろ出発。

好感度交換

一昨日、母が大量の肉厚椎茸を持って来てくれた。

親切にして下さるご近所の御夫妻のお話をしたから。

「お礼に持っていきな」

それ故、出勤前の昨日朝、初めて玄関チャイムを鳴らす。
そして、今更ながらの名乗り上げ。


・・・そう、過剰な礼はお互い気を遣うだけのものになりがち。

ちょっとした親切が義務に代わってしまったり、自然な習慣を止めざるをえなくなったり・・・そんな風には絶対なって欲しくないし、なりたくもない。

お話をしていて、何となく確信を持つ。

奥様も同様に、このニュアンス、分かってくれてる感じがする。
多分、変な風にはならない。良かった🎶

一度玄関先にお顔を覗かせたご主人が、部屋の奥へ。
再び現れた時、両手には合掌造りのお家が。
なんとご主人の手作り! なんとプレゼント!
玄関に飾られた大きな家も、ご主人が作られたのかしら??


ミニチュア猫さん達と。
一画、和のテイストにしてみよっかな٩( 'ω'  )


このお家、私の中の「凡ゆる善きもの」の象徴になり得る。

憧れやまぬもの、善良なるもの、豊かなるもの、健全なるもの・・・

親切で気さく、ノーブルなご夫妻。共白髪。

とてもとても、素敵なお二人。

 

 


そして、ふと思う。

子が他者から感謝されるよう、取り計らう。
自分に直接の利は無いのに、母は喜んでくれる。
私の為に毎年お守りを買ってくれるヒトは、この世に母しかいないだろう。

・・・なんとゆうか。

母という存在はすごいと思う。有難くて尊い

年重ね、風樹の嘆が脳裏に過ぎる。

親孝行、考えよ。

11/20(月) ワット・ウモーンにて ②

朝まだき、暗い空に鐘の響く。 起床。

床の固さと大きな蟻たちの進入に、眠りは浅く体に残る疲労感。

なにやってるんだろうなぁ・・・と、自分でも笑えてくる。

 

朝の掃除と朝食後、此処を立つ。

 

メディテーションセンター付近にいる二匹のワンコ達。今年も元気。

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ニャンコ達は今年、一匹も見かけなかった。


結局、去年出逢ったレックさんとは昨日の朝の10分だけの邂逅だった。
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一泊。ホント早かった。
・・・英語ね〜、出来たらいいな〜。

お坊様のお話も分からんし、ファランさん達とも全然コミュニケーション取れないもの(。-∀-)トホホ

 

部屋の掃除を終え、ブランケットを返しお寺を心ゆくまで散策。

 

さよなら 2017 ワット・ウモーン

今年は大通りまで歩いて、ソンテウを捕まえよう。

 

お寺出口近くまで来たら、メディテーションセンター付近のワンコ達が先導してくれた。
お見送りっぽく感じて、嬉しい。
このコ達以外にもお寺にはワンコ達がいるのだか、吠えられまくりで怖いのだ。

このコ達には吠えられた事がない。

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メディテーションセンターに訪れる人達を、同じ縄張り内の仲間と認識してるのだろーか。

大人しいコ達だった。

お寺に戻ってくワンコ達の後ろ姿に、センチメンタリズム。

年年歳歳

歳歳年年

11/19(日) ワット・ウモーンにて①

朝8:30頃   ワット・ウモーン着。

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事務所で手続き済ませ、隣りの建物内に移動。コチラに枕やブランケットがある。

 

扉が開く音。

 

振り仰ぎみると、わぁ!!

去年お世話になったレックさん!!

思いつきで来て良かった〜!!!

再会ハグハグ&セルフィー🤳パシャり

今年は時間がないから、一泊だけだけど思いつき万歳。

短時間の再会に感動しつつ、ブランケット等を抱え自室に向かう。

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 午後2:00    瞑想の説明を受ける。集った外国人達。

名前と出身国をそれぞれ云っていく。

今回日本人は私だけ。

お坊様から、「ちゃん」付けで名前を呼ばれた。

なんか、この年齢で「ちゃん」付けは気恥ずかしい(*゚▽゚*;)こそばゆい

でも、チョット嬉しく感じる(笑)

 

ファラン8人位。タイ人5人位。

外国人達だけ、ワット・ウモーン内のお山で瞑想。

去年はサンダルだったので、歩き辛かった。

今年は偶々スニーカーである。歩きやすい♪

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山中。遺跡のような広場で、各々思いの儘、瞑想・散歩・ヨガ・お坊さんに質問。

日差しが夕陽に変わる頃、下山。

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牛さんもいてる。ワット・ウモーンの敷地は、とてもとても広い。

 

夕方の掃除タイムが終わり、夜のダンマまでの空いた時間。

バンコクから来ている女性とお話する。

お名前、奇しくもレックさん。

月に一度、このお寺に来るとの事。

気さくで上品なおば様だ。 

 

 

夜のダンマ。

お坊様のお話が終わり、電気が消える。

暗闇。静寂。半眼。蝋燭の灯り。ぼんやり浮かぶ御本尊。

湧きあがる感情の残滓。時折訪れる思考の空白。

 

たった一泊だけなので、長い時間ホールに残っていた。

 

瞑想に入る為の準備。

凡人なので、日常の場面でスイッチを切り替えるのは困難だ。

装置としての役割を考えると、こういった施設はうってつけ。

簡単に云っちゃうと、暗示にかかりやすく単純な自分w

 

 

ホールから出て、境内で歩く瞑想。

 

裸足が心地良い、と感じる。

小石を踏んだ、と感じる。

蚊に喰われて痒い、と感じる。

左上腕を掻こうと、と思う。

右手を上げる。左上腕を掻く。右手を下ろす。

そろそろ部屋に帰ろう、と思う。 

迷路

女郎に誠があれば 晦日に月が出る

 

・・・今宵を連想させる慣用句だったので。

 

平成三十年睦月晦日の満月は、

スーパー:満月が通常よりデカく見える

ブルー:満月が月に2度ある

ブラッド : 月蝕時、赤銅色に見える

三重の現象が重なる特別お月様だそうだ。

北米では約150年ぶり・日本では約36年ぶりというから、特別な気持ちになってしまうのは致し方ないと思うのよ(´-ω-`)ワクワク❤︎

 

20:50頃外に出てみたが、雲のいづこに月やどらむ

諦めて部屋まったり。

気が向いて23:10頃、ベランダに出る。

 

お?

 

雲なく、蝕に喰われた月は薄っすら赤銅色。

満月に戻る過程だろう。

 

部屋の明かり消し、コートを着込む。

ベランダに長座布団、カップに温かいお茶。

両手で暖を取りつつ見上げ続ける事、1時間。

ほぼ真上。首、少々痛い。

 

徐々に光りを取り戻していく月のおもて。

向かいの家の甍に月光が映える。甍の波だ♪

遍く照らす    無量無辺光   ・・・

月の光りって、こんなに明るかったっけ?

霞む星明り。平山郁夫の夜空の色。

 

タニス・リーの太陽と月のファンタジー。

月々に 月みる月は多かれど…

月みれば千々にものこそ悲しけれ…

オスカー・ワイルドサロメ冒頭。

ダイアナという名の響きは、華やか。

ディアナだと潔癖な銀色めいて、セレネだと淡く儚い金色のイメージ。

真珠。嫦娥。桂男。蟹。ヘラクレス。ヘラ。ハイネの月と蓮。大田垣蓮月。

 

取り止めのない連想を、飽きるまで眺める。

月は昔から人々の空想を掻き立てるようで。

それらを言語化した先人達に「有難いなぁ」などと、埒もなく。

 

いやはや。月が綺麗ですね〜。

睦月晦日、月を待つ

明日、最終日。

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先週行く予定でいたが、なにせ寒波。雪道運転苦手。

今日、やっと行きました。

企画展「芹沢銈介コレクション インドネシア 島々の絣」が始まりました!|東北福祉大学

 

午後のおやつ時間頃、到着。

自分の他は、老夫婦一組がいる位。

閑かで良いね。ゆっくり鑑賞出来る。

ご主人が感心しながら作品に対して感想を入れていくと、奥様が解説やらツッコミやら入れていく。

少々、声が大きめ。だが、なんか、妙に微笑ましい。

 

・・・調べる事も殊更なかったが。

美術工芸 とは、建物や器物や衣服など 日常で使用される機能を持つ物 と思っている。

繊細な手作業による 洗練された美しい日常の物 たち。

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                            〜リーフレットより  抜粋画像

 織物というのは、女性の手からなる日常の技だ。

この縦糸横糸から規則的に表れる民族の模様、神話、歴史。

 梨木香歩の『からくりらからくさ』を思い出す。「美術工芸」のうつくしさが描かれた物語でもある。

 

気付けば、16:23 

確か、16:30までだったような。急いで六階階段を降り、五階受付へ。

アンケート用紙を受付の方に渡す。最後の客になってしまった。

 

 

・・・記憶力なくて(  ´・_・`)

かつて観た美術工芸品・絵画・建物・風景・演劇・ライブなどなど。

憶えていたい感情や感動、其れが薄れるのが哀しい。諸行無常

好んだモノを思い出す縁に、展示目録に書き込むようになってしまった。此れも、執着か。

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後から判別し難い文字もあるが、記憶の取っ掛かりにはなっている。

 

企画展の同時開催だった『芹沢銈介の装幀本』展示目録に、印を多くつけ判読出来ないメモ書きが多かった。

本。日常に於いて、人と共にある物だ(←断言)。

素敵装幀、その意匠。色遣いやフォントにココロジョジョル♪♪♪

「絵本どんきほうて」の題字は「漆盛上げ」のかわいい立体フォント。

堀口大學訳『惡の華詩抄』があって、テンション上がる(だが、惹かれる装幀は違う本達)。

 

恥ずかしながら。

芹沢銈介氏を今回初めて知ったのだが、惹かれる御仁だ。

ウィリアム・モリスが頭に浮かぶ。

展示の一つに 「芹沢銈介の応接間」があり、其処には木製の巨大仮面が掛けられていた。

翁が「アフリカ工芸の収集もしていた」と知った瞬間、漆原教授が頭に浮かんだ。

 

インドネシア島々の絣展。

昔好きだったモノを沢山思い出し、また新しく興味を持つモノが増えた。

 

佳い日だ。

さて、これから満月月蝕に備えよ。

読み比べ 今昔

大和は 国のまほろば たたなづく 

青垣山ごもれる 大和し 美し

 

語感の良さ、目にも美しい大和言葉

倭建命が詠んだ有名な歌。

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 読後、なんともいえぬ寂寥感に茫然とした。

物語のパワーに只々虚脱するしかなかった少女時代。

私の中のヤマトタケルは、氷室冴子さんの『ヤマトタケル』で刷り込まれている。 

ヤマトタケル (集英社文庫―コバルトシリーズ)

ヤマトタケル (集英社文庫―コバルトシリーズ)

 

コバルトシリーズ・・・かつての女子供の読み物などと侮ってはいけない。

肉感的で蠱惑的なイラスト。

心理描写の巧みさ。美しい言の葉の響き。旧漢字・古語の見目麗しさ。

漢字は目で見るだけで、イメージを誘う魔力があるから。どうか目で楽しんで、いろいろ想像してください。            

    〜あとがきより抜粋

 本当に、言葉には力がある。

目で見て、耳で聞いて、口で発音して、魅了される。言祝ぐ、呪う・・・・・あ。伊藤計劃氏の『虐殺器官』思い出した。

 

なんて素敵にジャパネスク』シリーズ『ざ・ちぇんじ!新釈とりかえばや物語』『なぎさボーイ』シリーズなどなど・・・大昔、悉く処分した。

未だ手元に置いている彼女の本は3冊。『ヤマトタケル』はその中の1冊だ。

日焼けはしているが、開くページは白くシッカリしている。

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この紙、なんていうのかしら。いいね、今でも綺麗で丈夫。素敵耐久性。

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最後の見開きイラスト。

源氏物語の“雲隠”を知った時・・・みたいな気持ちにさせられた。自分「“雲隠”はタイトルだけ」の説を取ります。

 

ぽっかり   明るい虚しさ   晴れやかな寂しさ   澄明    軽さ    空ろ  開かれた蒼穹

 

うん、言語化、面倒です。

 

昔、愛読した本。

経年と共に読み方が変わったり、感情移入先が変わったり、自分の変化を再確認出来る指標でもある。又は、変わらぬモノを見出したり・・・まぁ、愛しき古き佳き友だ。

 

この氷室冴子さんの『ヤマトタケル』は、みんなが哀しい。

癒しえぬ哀しみを、みんなが夫々抱えている。

恐らく。一番感情移入出来る人物は、今も(小娘の頃と)変わらないと思う。

 

夫々の人物の独白形式で、この物語は進んでいく。

昔程の根気がない今、ひとりづつ 作中人物の語りを聞いていこうと思う。

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今宵、第一夜は 美夜受姫。

エピメテウスの末裔

・・・。

コレを使う機会が、遂に訪れたのかもしれない。

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使ってみよう。初使用ドキドキ。

 

・・・などと、勢いこんで国内線航空券を検索。 

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      旅割55ノ方ガ、オ得ナンデスネ

 ※ 追記  1/25(木) 大黒屋さんで買い取って頂きました( 'ω')¥2,500也

 

久々開くANAのサイト。

マイルも放ったらかしで、コチラも使用した事がない。

マイルをSKYコインに移行する。

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SKYコイン使用で、航空券が更にお得。

【旅割55 ¥12,610 - SKYコイン 3,496 = ¥9,114】

あぁ、なんて素敵。1万円以内で購入出来ちゃう。

 

仮予約したけれど、未だ決済はしていない。

 

ふと、思いつく。

 

普段使いのメインクレカ、ポイント放ったらかし。

ANAのマイルに移行しちゃえば、更にお得に購入出来るじゃん♪

 

疾きこと風の如く、クレカポイントをマイルへ移行する。

サイトから移行した旨、メールが入る。

※キャンセル・変更は受け付けられませんのでご了承ください。

※事務処理の都合により、引き換えいただいたポイントがすぐに減算されない場合がございます。

※移行期間は提携会社のスケジュールに準じます。

 

了解。ポイント、結構溜まってたな〜。

 

 ま、すぐ反映はされないよね。いつ反映されるんだろ? 

早めに決済したいし、調べてみよう。

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         ・・・なんてこった orz

ANA旅割55 | 格安航空券・飛行機予約【エアトリ】

近日中決済せねばならぬのに、反映されない。

マイル移行決定後、キャンセル・変更は不可。

しかも、当分マイルなぞ使用予定はない。

溜まってたクレカポイントは、憐れ泡と化す。

 

身悶えする週末。己れの浅はかさを呪う。

転ばぬ先の杖。プロメテウスに首を垂れる。

 

映画 鎌倉ものがたり 鑑賞

映画館、数年ぶり。

昨日の仕事帰り。  平日の夜、観客ガラガラ。

指定した座席は、ほぼ縦横中央のど真ん中。前の座席は誰もいない。

嬉しいけど・・・え、採算取れるの?? などと心配する始末。

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        ・・・( ´∀` )

うん、原作丁寧に再現してるなぁ。

一色家の庭、エントランス、縁側、台所、部屋、納戸。

風見鶏が飛んでるトコで、テンション小躍り。

一色先生の執筆中のスタイル、亜紀子さんのお洋服、あぁ、原作読み直したい。

 

鎌倉警察の面々

原作ファンには嬉しい描写だったけど、ツメコミ感が。世界観に引き込む為に必要だったのかしらん?

「稲荷刑事」に要潤さんを充てたのは、贅沢かも・・・と思ったが。

セーターのシーンで、なんか配役に納得してしまったw(←褒め言葉)

 

 亜紀子さんの体に憑依していた女性とその家族

激昂する一色先生の気持ちも分かるけど・・・。

別れを惜しむ旦那さんや子供の気持ちに感情移入してしまって、モヤっと感。

 

亜紀子さんを連れ戻す後半部分

黄泉。物語クライマックスシーンなのだろうけれど。

や、映像技術すごいし綺麗です。

原作でも魔物に見初められる亜紀子さんの話もあったりするし。一色先生との前世「比企の契り」の話好きだし。

・・・けど、なんか、冗長に感じられ少々飽きてしまいました(^^;)

 

  

物語の軸を『夫婦』としているのか、様々な夫婦のカタチが出てくる。

妻を殺す夫、幽霊妻、病死する夫、事故死した妻、不倫を疑った母・・・列挙すると、なんか不穏だ。

そんな数ある夫婦の中、一色正和&亜紀子夫妻が非常に微笑ましい( ´∀`)💗

 

態とらしい可愛さは、「亜紀子さん」なら態とらしく感じない。

夫の寝顔を愛しげに見つめ涙を流すシーンが印象に残る。

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可愛らしいだけの幼妻でなく、抱擁力も感じられる亜紀子さん。

高畑充希さんの「亜紀子さん」とても良かった。

 

堺雅人さん演じるとの事で「一色先生」には不安はなかった。

和服の着こなしも、らしくて良い。

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感情的な一面が映画では多く出ていて、面白くて可愛い「一色先生」だった。

 

 

雪降る帰り途、ものがたりを反芻する。

Mさんや知人の年の差夫婦が脳裏に浮かぶ。

「ヒトを愛しく思う気持ちは、温かいな」と久々に思い出し、切なくなるやら微笑ましくなるやら(笑)。 

 

たまには、こんな気持ちもいいねぇ ・・・などと思う。