よしなしごと

日々徒然

既視感ボールルーム

なんにでも当て嵌まるコトと思うけれど、熟練したものは洗練されてる。
無駄を削ぎ落とし生まれる所作は、優雅で音楽的でもある。

大昔とった杵柄は、社交ダンスの教師見習い。←最早、ひび割れてるのだが。
リーダー(男性パート)の練習をしていた時に感じたのは、パートナー(女性パート)によってはリードの難易度がかなり変わるという事。
力の伝達を受ける側のフォローで、踊りやすさは段違いになる。
パートナー側にいた時は、体感出来なかった。

リーダーが、パートナーを次のステップへ誘導する。
コンタクトしている体のちょっとした動きや腕の動きで、進むべき方向やターンを伝える。

今迄受けてきた、リラクゼーションや矯正などなど。
「上手いなぁ」と感じた施術家の方々のは、社交ダンスのリーダーのソレと似ている。
連動する筋肉の動き・可動域の制限、経験則から分かるものなのだろう。
最小限の動きでの誘導が、実に巧みだ。

リーダー・パートナー=施術する人・される人
私にとっての理想が、コレかも。
双方向性の相互作用。信頼感。