よしなしごと

いちセラピストの日々徒然

睦月晦日、月を待つ

明日、最終日。

f:id:hariruri:20180131181856j:image

先週行く予定でいたが、なにせ寒波。雪道運転苦手。

今日、やっと行きました。

企画展「芹沢銈介コレクション インドネシア 島々の絣」が始まりました!|東北福祉大学

 

午後のおやつ時間頃、到着。

自分の他は、老夫婦一組がいる位。

閑かで良いね。ゆっくり鑑賞出来る。

ご主人が感心しながら作品に対して感想を入れていくと、奥様が解説やらツッコミやら入れていく。

少々、声が大きめ。だが、なんか、妙に微笑ましい。

 

・・・調べる事も殊更なかったが。

美術工芸 とは、建物や器物や衣服など 日常で使用される機能を持つ物 と思っている。

繊細な手作業による 洗練された美しい日常の物 たち。

f:id:hariruri:20180131223919j:image

                            〜リーフレットより  抜粋画像

 織物というのは、女性の手からなる日常の技だ。

この縦糸横糸から規則的に表れる民族の模様、神話、歴史。

 梨木香歩の『からくりらからくさ』を思い出す。「美術工芸」のうつくしさが描かれた物語でもある。

 

気付けば、16:23 

確か、16:30までだったような。急いで六階階段を降り、五階受付へ。

アンケート用紙を受付の方に渡す。最後の客になってしまった。

 

 

・・・記憶力なくて(  ´・_・`)

かつて観た美術工芸品・絵画・建物・風景・演劇・ライブなどなど。

憶えていたい感情や感動、其れが薄れるのが哀しい。諸行無常

好んだモノを思い出す縁に、展示目録に書き込むようになってしまった。此れも、執着か。

 f:id:hariruri:20180131181842j:image

後から判別し難い文字もあるが、記憶の取っ掛かりにはなっている。

 

企画展の同時開催だった『芹沢銈介の装幀本』展示目録に、印を多くつけ判読出来ないメモ書きが多かった。

本。日常に於いて、人と共にある物だ(←断言)。

素敵装幀、その意匠。色遣いやフォントにココロジョジョル♪♪♪

「絵本どんきほうて」の題字は「漆盛上げ」のかわいい立体フォント。

堀口大學訳『惡の華詩抄』があって、テンション上がる(だが、惹かれる装幀は違う本達)。

 

恥ずかしながら。

芹沢銈介氏を今回初めて知ったのだが、惹かれる御仁だ。

ウィリアム・モリスが頭に浮かぶ。

展示の一つに 「芹沢銈介の応接間」があり、其処には木製の巨大仮面が掛けられていた。

翁が「アフリカ工芸の収集もしていた」と知った瞬間、漆原教授が頭に浮かんだ。

 

インドネシア島々の絣展。

昔好きだったモノを沢山思い出し、また新しく興味を持つモノが増えた。

 

佳い日だ。

さて、これから満月月蝕に備えよ。