よしなしごと

日々徒然

プラクルアンの事

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チェンマイ滞在残り数日にして、突如プラクルアンに興味が湧く。
投機の対象ではなく、あくまで趣味で。
上座部仏教のタイで、現世利益のプラクルアン。

仏教と混在して、古くからのアニミズム信仰が根付いている。
日本の神道御霊信仰と通ずるモノもあるだろうか。
国は違うものの、共通する概念をみるのは面白い。
集合的無意識』という言葉があるのは、便利だなぁ。名があるということは、危険なこともあるが非常に便利だ。
全人類、西洋東洋、民族の中に連綿と続く、魂の系譜

ワット・プラシンで、ガネーシャ、シワコ、プラ・ピッター、サリカー。
ワット・チェディルアンで、ソムデット、ナーン・クワック。
ワット・ムアングンで、三人のルーシー。
プラクルアンのお店では、クンラン一つ。これは、呪文が書かれた金属片。仏像ではない。
それから目に付いて選んだプラクルアン。聞けば、ワットポーのモノだと云う。
…ふ~ん、ワットポー、ね。これも何かの縁かな。
これが、一番高かった。
安くしてもらおうとしたらお店のおばさん、ルーペ取り出したり何処かに電話したり。
結局、まけてもらえなかったが。

プラクルアンは「ซื้อスー(買う)」ではなく、「เช้าチャオ(借りる)」と云うのだそうだ。
3日間でチャオしまくり。
分け御霊とか勧請っていう感覚なのかしらん。