よしなしごと

日々徒然

機構

7日目である。

7本の白い蝋燭、63本の線香。

本日で最後。

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วัดสำนักปู่น้ำจำ  

ワット・サムナックプーナムジャム

お寺で治療を施していた方に、お寺の名前を書いて貰う。

 

チェンマイでタイマッサージを習う者なら、よく聞くであろうお寺・サラ寺院。

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上記2枚は、เผาขิง パオキン(グ)f:id:hariruri:20191203195849j:image

上記は、ยำขาง ヤムカーン(グ)

いづれも伝統医療。土と水と火のバランスが健康には大事。

 

今年、3回程訪ねる事になった。

初回はセバスチャンのリトリートで。

2回目は、3年程前チェンマイで知り合えた方の計らいで。

2回目に来た折、ジャプーから「17日、白い蝋燭9本持って来るように」云われる。

ジャプーとは、所謂霊媒師。降ろすのは神なのだそうだ。

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9日ぶり、3回目の再々訪。

ワロロットで購入した白い花籠と蝋燭を捧げる。

ジャプーから、持参した白い蝋燭に名前と生年月日、数え歳を刻むよう云われる。地味に時間がかかる作業だ。

 

全てを刻み終えた蝋燭をジャプーは手に取り、上から何かを新たに刻んだ。

息を吹きかけ、線香の束と共に返される。

 

「11月27日から毎日、蝋燭1本と線香9本に火を灯しなさい」

 

帰国して、数日。

具体的な行動と無くなる物質。

期限付きの達成感というのは、気持ちの切り替えには有効な手段なのかもしれない。

呪い(まじない)祈りの心性は、整合性や合理化の類い、自分を納得させる為の機構のように思われる。

 

・・・残りの2本の蝋燭、どうしたのだろうなぁ。