転換 - よしなしごと

去年から兆候はあったものの、今までの軌跡や在り方を自覚させられ茫然自失に陥り無気力が続いていた。

なげやりになるでなく、やさぐれではなく、ただ　ただ　無気力。

そんな中、コロナを切っ掛けに働き方など変更していきドンドン迷走。

アホな選択肢を重ね続け、首を絞めている現在。

惰性で息をする日々に、いつの間にか1年が過ぎ無気力は諦観へと変わりつつある。

先月末、数年ぶりで元同僚からのメール。

久しぶりの彼女からの近況報告を読み、心の底から「おめでとう！！」の言葉が出てきた。

・・・あれ、マジか、自分。

この「ヒトの幸福を100%嬉しく思う感覚」が、自分に残っていた事にかなり驚き、又、ソレが嬉しく思われた。嬉しいという感情すら久しぶりだった。

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コロナ以来、仕事・買物以外の外出はしていない。

今日は久々に公園散策。

くすんだ芝生に落葉の黄色が鮮やか。

気の向くまま足を進め、いつぞやチェンマイでの歩く瞑想を試みる。若干の人目を気にし、ものの数分で取り止め蒼穹の下、ベンチに坐す。

ワンコを連れたご夫婦　

ベビーカーを押す若いママ

東屋で休む二人連れ

ヨガのアーサナをとる女性

疎らにヒトは点在するものの、密にはならず。

自分の為の豊かな時間を過ごそうと思ったのは、久しぶり。

切っ掛けは、元同僚の彼女からのメール。

以前のようには戻らないけれど、自尊心を思い出させてくれた。

ありがとう。

なんとなく11月は自分にとって、動きのある月のように思える。