好感度交換
一昨日、母が大量の肉厚椎茸を持って来てくれた。
親切にして下さるご近所の御夫妻のお話をしたから。
「お礼に持っていきな」
それ故、出勤前の昨日朝、初めて玄関チャイムを鳴らす。
そして、今更ながらの名乗り上げ。
・・・そう、過剰な礼はお互い気を遣うだけのものになりがち。
ちょっとした親切が義務に代わってしまったり、自然な習慣を止めざるをえなくなったり・・・そんな風には絶対なって欲しくないし、なりたくもない。
お話をしていて、何となく確信を持つ。
奥様も同様に、このニュアンス、分かってくれてる感じがする。
多分、変な風にはならない。良かった🎶
一度玄関先にお顔を覗かせたご主人が、部屋の奥へ。
再び現れた時、両手には合掌造りのお家が。
なんとご主人の手作り! なんとプレゼント!
玄関に飾られた大きな家も、ご主人が作られたのかしら??
ミニチュア猫さん達と。
一画、和のテイストにしてみよっかな٩( 'ω' )
このお家、私の中の「凡ゆる善きもの」の象徴になり得る。
憧れやまぬもの、善良なるもの、豊かなるもの、健全なるもの・・・
親切で気さく、ノーブルなご夫妻。共白髪。
とてもとても、素敵なお二人。
そして、ふと思う。
子が他者から感謝されるよう、取り計らう。
自分に直接の利は無いのに、母は喜んでくれる。
私の為に毎年お守りを買ってくれるヒトは、この世に母しかいないだろう。
・・・なんとゆうか。
母という存在はすごいと思う。有難くて尊い。
年重ね、風樹の嘆が脳裏に過ぎる。
親孝行、考えよ。