バリバリだぜー!
新婚旅行は、バリだった。最早ふた昔前。時間は光の速さ。
ケチャ、ガムラン、バロンとランダ、ワヤンクリッ、モンキーフォレスト、ジンバラン湾付近の静かなホテル。
ホテル中庭で見た、最後の残照を今も憶えている。
バグース・バグース(´∀`)♪
昨日参加したワークショップ。
眩しい笑顔・通りの良いお声
小谷野哲郎氏
http://tobiucamp.com/2015/08/koyanote
呼吸に合わせ、反復する動き。
呼吸は風、ハヌマンのお父さん。
風を体内に感じつつ、小谷野氏の動きを真似る真似る真似る真似る・・・ 単純な動きながら、脇汗だらだら。
思いどおりに動かないカラダ。
イメージを追い、ただ只管、反復する動作に意識は集中していく。
歩く瞑想というのもあるけれど、また違う趣きだ。
・・・楽しいw
肩甲骨上腕関節だけの動きではなく、胸鎖関節・肩鎖関節をも意識する。
体幹を安定させるパワーボックス(横隔膜・骨盤底筋・腹横筋・多裂筋)の意識。
普段意識してるか覚束ない肋間筋。
カラダの使い方は、反復する事によって習得される。
意識しなければ、動かす事は出来ない。意識ひとつで、動きは変わる。
微細な動きを体感し、運動として伝える・・・ダンサーの神経伝達、まぢすごい。
私とは違う体性感覚の世界で生きている。
踊りは、概ね奉納からくるものなのかしら。
アニミズム信仰、シャーマニズム、自然への畏怖、農業畜産漁業などの恵み、その感謝。
前回タイ舞踊の土屋氏や今回バリ舞踊の小谷野氏のお話を伺って、
踊りって やっぱ巫女・巫覡だよなぁと思ってしまう。
天と地、神と人との中間者。媒体。神憑り。表現する為の、滅私の器。
ソコに『個』を表現する欲求に駆られないのか?
社交ダンスやバレエは、メッチャ『個』なカンジがする。
フラメンコも『個』なカンジもするが「ドゥエンデ」という概念がある。能だと「花」になるのだろうか。
『場』と『個』の違いがあるかもしれないけれど・・・どちらにせよ
踊りって、やっぱり素敵に最高だ。
シャーマニズムな踊りもさることながら、氏は『個』としてオリジナリティの追求も楽しんでやっておられるようだ。
能とバリ舞踊のコラボ・・・なんて、面白げなのでしょう♪♪♪
小谷野氏は、東北にもよくいらっしゃるとの事。
ワークショップ開催があったら、次回も是非参加させて頂きたい。