和む
『モミの木』 村越通浩氏作
流れる曲に、廻る色彩 光りの波。
それを見つめるネズミさん達(台座上にはもう一匹いる)。
可愛らしく、とってもメルヘン。
村越さんは、万華鏡に親しむきっかけを作って下さった方だ。
拝見する作品は、毎回ユニークで凝っている。
2年ぶりに来た仙台万華鏡美術館。
回す度、カシャッ カシャッと 音を立てる ドライタイプの万華鏡。
回すのを止めてなお、じわぁ・・と緩やかに泳ぐ オイルタイプの万華鏡。
ドライとオイルの両方を取り入れた物もあった。
赤、緑、青、蒼、金の葉、雪、松ぼっくり、サンタさん
冬の万華鏡をぐるりと一通り愉しんで、ほっと一息。
雨降り薄暗かった空は、さらに暗さをまして。もっとゆっくりしたかったけれど、道が混む前に帰ろう。
来館がつい遅くなってしまったのは、昨日飲んだから。
肩肘張らない宅飲みみたいな忘年会。
自分の興味や親和性のある体験を、ゲラゲラ笑いながら聞いたり話したり・・・
久々に生き生きとした会話らしい会話。
本当に本当に、久しぶりの楽しい会話。
ひとりになって、ほのぼのと癒され感に満たされる。
・・・なんというか「 飢えていたんだなぁ 」 と、しみじみ思う。
気の置けない人やウマが合う人との対話、綺麗なモノを観る。
和み、癒される。