雨の西麻布 再び。
6/6(木) ・・・ダミアンの日。久々、夜行バス乗車。
6/7(金) 早朝6時前、渋谷マークシティ着。
近くの漫画喫茶で5時間程時間を潰す。
10:30過ぎ 会計。
最寄りのコンビニで傘を買う。
青山通りをテクテク歩く。
雨降り傘差し、交差する行き交う人の群れ。遅々とした歩み。
青山学院を過ぎ、歩く速度が上がる。
小径を曲がり、岡本太郎記念館に到着。
雨の平日。にも関わらず、館内は賑わっていたように思う。
アトリエ・応接間・二階の展示室・庭
目に鮮やかな 色 と 形
思う存分堪能し、庭を望めるカフェ a Piece of Cakeでまったり。
こってり濃厚チーズケーキに舌鼓。
12:40過ぎ Iphoneのマップで目的地を確認。
六本木通りをテクテク歩く。
去年泊まったカプセルホテル前。
ハロウィンの装いだったワンコ達は、花の首飾り。
・・・思えば去年も雨だった。そんで、その時もコチラで傘を買ったっけ。
やはり所謂雨女なんだろーか。
13:20頃 椿屋珈琲店。
大正レトロな雰囲気。「また来てみたいな」と思ってたカフェ。
今回東京に来た目的は、セバスチャン・ブルーノ氏の施術を受ける事。
予約時間まで、珈琲の香りと苦味を愉しむ。
14:30 氏の施術が始まる。
・・・ぃや、ほんと、受けてみてよかった。
動画での印象そのまま、水のように流れる構成。踊るような美しさ。されるが儘の心地良さ。
あっという間に90分終了。
受けた感覚を反芻しつつ、新宿に向かう。
17:50頃 適当に居酒屋へ。
岡本太郎の本を斜め読みつ、太郎ガチャ確認しつ、ビール飲みつ、刺身食べつ、日本酒飲みつ・・・
22:50頃 バスターミナル。
これやこの 行くも帰るも 別れては
知るも知らぬも バスタ新宿ってか。
彼方此方で聞こえる訛りや異国の言葉。
旅に行くのか帰るのか、この雑多な感じ・・・悪くない。いや、寧ろ良いと思う私は酔っ払い。
あー・・・ 何処か 行ってしまいたい。
23:20 バスタ新宿 恙無く出発。
久々に。能動的な日を過ごせたと思う。
ご褒美
数年来からのお客様HさんとNさん。
それぞれに自分の世界をしっかり持った素敵な方々で、お会いするのがいつも嬉しくなってしまう。
今年はその方々のお子さんに、それぞれ会わせて頂いた。
お腹の中にいた頃、お会いして・・・
大事に大事に育まれ、お腹の外の世界で再会(←初対面だけど、そんな気分)。
Hさんの赤ちゃん
Nさんのお子さん
2人共、愛情深く育てられてるなぁと感じる。
柔らかほっぺ。動きを追う くるくるの瞳。健やかな ふくふくした手足。
肯定に満ちた世界で、彼らは すくすく伸びやかに生きてる・生きていく。
・・・なんだか、とても 感慨深い。
独身の頃お会いした方々の、母となったお顔まで見れちゃう。
とても嬉しく、とても有難い。
長年やってると、こんな嬉しいご褒美が時間差でやって来る。
和む
『モミの木』 村越通浩氏作
流れる曲に、廻る色彩 光りの波。
それを見つめるネズミさん達(台座上にはもう一匹いる)。
可愛らしく、とってもメルヘン。
村越さんは、万華鏡に親しむきっかけを作って下さった方だ。
拝見する作品は、毎回ユニークで凝っている。
2年ぶりに来た仙台万華鏡美術館。
回す度、カシャッ カシャッと 音を立てる ドライタイプの万華鏡。
回すのを止めてなお、じわぁ・・と緩やかに泳ぐ オイルタイプの万華鏡。
ドライとオイルの両方を取り入れた物もあった。
赤、緑、青、蒼、金の葉、雪、松ぼっくり、サンタさん
冬の万華鏡をぐるりと一通り愉しんで、ほっと一息。
雨降り薄暗かった空は、さらに暗さをまして。もっとゆっくりしたかったけれど、道が混む前に帰ろう。
来館がつい遅くなってしまったのは、昨日飲んだから。
肩肘張らない宅飲みみたいな忘年会。
自分の興味や親和性のある体験を、ゲラゲラ笑いながら聞いたり話したり・・・
久々に生き生きとした会話らしい会話。
本当に本当に、久しぶりの楽しい会話。
ひとりになって、ほのぼのと癒され感に満たされる。
・・・なんというか「 飢えていたんだなぁ 」 と、しみじみ思う。
気の置けない人やウマが合う人との対話、綺麗なモノを観る。
和み、癒される。
映画 ボヘミアン・ラプソディ 鑑賞
・・・だって、クイーンなんですもの。
観に行くに決まってるじゃない?
1991年11月24日 HIV合併症で亡くなった。
前情報は映画予告だけ。メイキングは後で観るつもり。
どこまでの人生を綴るのだろう。
私の知っているフレディは、短髪ヒゲのゲイのおじさんで、長髪の若者ではなかった。
生い立ちや劣等感、性的嗜好の自覚、エンターテイナーとしての矜持・・・
「栄光と孤独」という言葉がしっくりき過ぎる。
後半メアリーとの再会から、圧巻鳥肌ライブエイドまで 涙ダクダク。
エンドロールが終わるまで、滂沱滂沱。
彼を愛する人々が傍らにいた。それが只々嬉しい。
そんな風に思えるラストだった。
帰宅してすぐ、YouTubeでライブエイドを観る。
ぅおお〜、当時何故もっとハマってなかったんだろう。勿体ない〜〜。
あ〜、もう、ホント 女王陛下 “胸アツ”すぎる。
しかし、再現度高くて驚いたw
主演俳優さんの熱心な研究努力に脱帽です。
彼を指導したムーブメントコーチにも脱帽。
視線、仕草、振り向き方・・・体の使い方をトレースする事で、精神もより近付けるのではないかと思う。
フレディのマイクスタンドの短さ とか
ブライアン・ロジャー・ディーコンの高学歴っぷり とか
ฅ ^ ̳• ·̫ • ̳ ^ ฅ^•ﻌ•^ฅ ᓚᘏᗢ
猫さん達や日本の着物とかとか。
そんなのも挿入されてて、ちょっと嬉しかったり。
しばらくは、クイーンばかり聴いてしまいそう。
その流れで『空耳アワー』や『ハッチポッチステーション』も観てしまうのは仕方ない事だと思うの。
やっぱ、グッチさんも素敵w
映画 バッド・ジーニアス 鑑賞
『ポップ・アイ』上映で予告を観た。
面白そうだったので、行ってみることにした。
[映画]バッド・ジーニアス -危険な天才たち- 2018/9/22(土)、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー
所謂 ★★★★★的な面白さ。
ラストまで飽きる事なく、スクリーンに釘付け。
130分間、中弛み一切無しで過ごせた。
飽き性の自分にとってすごい事だわ。
สุดยอด ‼︎
後半28分間、心臓バクバク継続。心拍数、如何程なるか。
「ぅわ〜〜 早く楽にしてくれ!!」と、本気で願った。
緊張感・臨場感・緊迫感が、30分近く続く。
こんなに長いクライマックス、カラダによろしくないwww
テンポ、演出、音楽、緩急あるカメラワークとストーリー展開。
※ 監督はCM製作をしていたとの事。なんか納得。
父子家庭育ちのクールな天才リン。
天真爛漫おバカ可愛いグレース。
御曹司のパリピ馬鹿息子パット。
母子家庭育ちの生真面目な天才バンク。
感情移入はできないものの、典型的なキャラクターは話を分かりやすくしてくれる。
中国の実話を元にした、スタイリッシュなクライム・エンターテインメント。
カンニングのスリリングなシーンが大々的ではあるけれど。
社会構造をしっかり描写しているので、ただの娯楽作品では終わらない。
贈収賄や学歴社会の風刺。結構重い内容だと思う。
貧富の格差が露骨に表現され、搾取する側とされる側の対比がなんともやり切れない。
これも「タイらしさ」なのかもなぁ・・・
富める者の無邪気な残酷さ。持たざる者の悲哀。
哀しいかな、羅生門の下人になる気持ちも分からんでもない。
普段はクールな主人公リンだが、時折父親やバンクに見せる少女らしさが微笑ましい。
リンの父親役は『ポップ・アイ』主演のおじさんだ。
家族愛もじんわり感じるこの映画。
切り口が幾つもあって、一粒で何度も美味しい。
コレ、多分また観たくなるかも。
でも、クライマックスシーン、心臓にとてもキビシイ。
DVD購入するか、ジレンマ。
映画 ポップ・アイ 鑑賞
一言で云うなら
・・・想像と違いました(・∀・)
おじさんと象さんの、涙有りコメディ有りハートウォーミング癒し映画のつもりで行きました。
わりとアダルトテイストだし、そこはかとなく哀愁漂う・・・
所謂、ミッドライフ・クライシスな内容だった。
若い頃の自分なら、観たくない部類の映画だったかもしれない。
劇的なラストはなく、淡々と。
日常に折合いをつけたしみじみとした感じが、中高年的でリアル。
とはいえ、旅に出る以前とは違う。諦観。
爽快感はないが、味わいある余韻。
都市部や地方の風景 地元民の利用する郊外のバー
長閑さ 猥雑さ タイ人 象さん
(私の中の)タイの印象が詰まった映画だった。
感情移入しやすい年齢で観たせいか、忘れられない作品になりそう。
浸潤
まず、通訳のアキコさんに敬意を表したい。
専門用語や曖昧なニュアンスを瞬時に他言語へ変換する。
物語や詩も、翻訳者に寄ってテイストが変わる。
セミナーを終えてなお、今も満ち足りた思いでいられるのは、彼女の力に寄るところが大きい。感謝。
セバスチャン・ブルーノ氏
多く慕われる人には共通の雰囲気があるよう思われる。
天与のチャーミング。真摯、誠実、智慧、穏やかな明るさ、ユーモア、懐の広さ。
参加したセミナーは、チネイザン入門。
木火土金水・五行に対応する臓器、色、感情の作用と反作用、対応する音。
ポルトガル語で韻を踏んでいるのか、言葉遊びなのか
「 "頭" は "嘘" を吐く 」・・・的な事を云っていたのが印象に残る。
※ 後日ポルトガル語をググってみた。「頭=Cabeça」「嘘=mentira」
・・・記憶あってるのか、ちょっと自信ないorz
頭で「考える」のでなく「感じる」内観。
車座になり、胡座をかく。
調身調息から緩やかに六字訣と云われる呼吸法へ。
呼吸と共に臓器の色や感情をイメージし、吐き出される音。
氏の誘導のもと、丁寧に時間をかけて行われる瞑想。
覚醒時のボーっとした感覚。
適度に自我が抜けてる顕在と潜在のあわい。
振り子の位置を元の位置に戻すような、フラットな状態。
氏のデモンストレーション→ペアで練習
直にお腹を触るのも触られるのも、だい〜〜ぶ久しぶり。
素肌に感じる掌は心地良い。
お互いの呼吸を合わせ、圧していく。
抵抗を感じる部位と、まだまだ深く入りそうな部位。
しばらくホールド。融解し、ずるりと入りこむ。この感覚がチネイザンの好きなトコロ。
施術の進行の都度、パートナーを変えお互いフィードバックしあう。
こういったセミナーでのフィードバックは、自分の欠点確認になって良い。
2日間を通した施術は、分かりやすく興味深いものだった。
テクニックや手順も勿論大事だが、精神の有り様に重きを置いていた気がする。
ココロの整え方、自他の受容・・・
ややもすると独善的になりがちな己れの施術を省みる。
丁度一週間。
このセミナーで感じたものが、未だ残ってるのは幸いだ。
忘れる前に、もう一度受けたく思う。
あー、楽しかった( ̄∀ ̄)
発端・発露
過日。タイフェスの準備期間中の頃。
動画を適当に検索していて、目が止まってしまった。
流れるような、踊るような施術。釘付け。
見惚れた。溜息。こんな しなやかな施術を受けたい、自分でもやりたい。
タイヴェディックのセバスチャン・ブルーノ氏。
ThaiVedic JAPAN | FOUNDERS 創立者
チネイザン入門のセミナーがあると知ったのは、8月末の事だった。
今年知った施術家の先生に、今年中に会えるかもしれない。
憧れの施術家に会おうと思えば、会える。
「やれる」か「やれないか」
「やる」か「やらないか」
会う為の手段を自分は行使出来る。
今回は「やれる」し「やる」。
躊躇いなく動けるこの現実が嬉しい。
腹部へアプローチする動画を観て、オム先生のチネイザンに似ていると思った。
オム先生に習った時は、拙過ぎるタイ語と残念過ぎる英語で質問も儘ならず。
手順を追うので精一杯。
しばらく施術もしていないチネイザン。手は、忘れる。頭は、忘れる。
「入門」というのも「通訳さんがいる」というのも、何事も形骸化しがちな自分にとっては丁度良い事のように思えた。
28日。夜行バスの時間を待ちながら、薄ぼんやり五行を思い浮かべていた。
初体験満載
9/29 ・30 セミナー。
東京行きで、高速バスを利用するのは初めて。
29日早朝新宿に到着。
セミナー会場は六本木。セミナー前にメルセデスミーに立ち寄る。
コラボのオラオラ・ラテを大事に飲み干す。
セミナー会場近くには、オーソンが。
10:00〜18:00 セミナー初日、恙無く終了。
タイヴェディックの講座経験者の方々が多く参加していたようだ。
バスでの体勢や隣席に恵まれず、寝不足&体調不良ではあったが・・・
セッション後、体はだいぶ楽になる。
お初カプセルホテル。
ファーストキャビン西麻布。
とてもとても機能的に出来ていて、感心した。
動線が分かりやすく、コンパクトで洗練されてる。機能美。
エレベーターがもどかしかったりもするけれど、セキュリティはバッチリ。
お風呂もトイレも清潔で、アメニティも含め大大満足。
カプセルホテルのイメージが変わった。
今年はあちこちのビジネスホテルや民泊を利用している。セミナーの楽しみの一つになりつつあるのだが・・・今回のカプセルホテルも楽しい。
朝の目覚め良く・・・2日目のセミナー。
10:00〜18:00 楽しくも豊かな時間は、あっという間。
セミナーの途中、帰りの高速バス運休を知らせるメールが。
まぢか、台風24号。舐めとった囧rz
・・・取り敢えず。
友人に教えてもらったルミネのジョジョコラボをゆっくり観覧しよう。
・・・(´∀`)
ブチャのジッパー、生で見たかったなー
※ 友人から頂いた画像。
只今、ごろ寝でブログ。
マンガ喫茶のフラットシート。
シャワーも浴びて、『鬼灯の冷徹』大量持ち込み。
『ジョジョ五部』と『ジョジョリオン』を読もうと思ったが、目についてしまった。
漫画読み放題・無料ドリンク、3時間パック+ナイトパック ¥2,800 安ッ!!
脚も悠々伸ばせるし、思いの外リラックス。
インフォメーション近くのブースだから騒ついているけれど、まぁ、許容範囲内。
マンガ喫茶お初お泊り。わりと楽しいかも。
明朝、無事バス走ると良いなぁ〜。